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GW特別講座第2弾「プリンターを解体してみよう!」を開催しました!

2019年5月2日、世田谷ハツメイカー研究所のゴールデンウィーク特別講座第2弾「プリンターを解体してみよう!」を開催致しました。

 

「プリンターを解体してみよう!」は、ものがどのように作られているかを分解することで知る「ファンクショナルアプローチ」です。

 

特別講座の講師を務めて頂いたのは、井口先生です。

井口先生は、電気、電子、機械いじり四半世紀の実績があるそうです。
2018年4月より、世田谷ハツメイカー研究所の教材開発・研究を行なっています。

また、世田谷ハツメイカー研究所と同じくIID世田谷ものづくり学校内にある「FabLab Setagaya at IID」にて
リペアラボの講師も務めています。

 

 

まずはじめに、プリンターがどのような仕組みで印刷しているのか知ります。

 

 

「例えば、データを11個に分解したときに1番から順番に印刷をして、それを11回繰り返しているんだよ」と分かりやすい解説をして頂きました。

子どもたちも「そうだったんだ!」と納得している様子です。

 

今度は、分解しながらさらに細かくプリンターの仕組みを知っていきました。

まずは、スキャナーの部分から!

 

 

スキャナには、大きなガラスが付いていました。

 

 

今度は、本体を解体していきます。

カバーの奥には、大きな基盤が付いていました。

「プリンターの脳ミソかな?」と興味津々です!

 

 

あっという間に解体は進み、大まかなパーツに分かれました。

 

 

大まかなパーツの中から、自分が解体したい部分を選びました。

 

 

みんな自分が選んだ部分を夢中になって解体していました!

 

解体が終わり、パーツを並べてみました。

 

 

たくさんのネジ、基盤、モーター、その他多くのパーツが使われていました。

 

 

基盤はとても立派なものから、小さいものまで5つくらいありました!

 

最後に、解体したパーツの中から持って帰りたいパーツを決めました。

 

 

 

決めたあとは、紙にどのように活用するのかを記入します。

プリンターとして活用されていたものを、別のモノとして活用できるか考えました。

 

 

そして、ワークショップの最後に発表しました!

 

 

ドリブルロボットを作ろうと閃いた子、絵を立てかけるものにしようと閃いた子、ヘリコプターを作ろうと閃いた子、ゲーム機に見立てて遊ぶ子、マイコンを電子工作に使おうと閃いた子、コレクションにする子など様々でした!

 

プリンターが作られている仕組み、プリンターとして使えなくなっても個別のパーツはまだ使えるということ、プリンターとして使われていたパーツで別の何を作るかという点を考えられたと思います。

壊れてしまった機械は一見ゴミですが、中にはこんなに使えるパーツがあるんだと言うことを知りました。

パーツはプリンターとしての役割を終えてしまいましたが、また別の何かで使われると喜んでいるのではないでしょうか!

この後、井口先生と取り出したモーター等を研究していきたいと思います。

 

明日は、GW特別講座第3弾「似顔絵マスターになろう!」が開催されます。

 

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