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明るい方へ向かって自動で進むmBot
突然ですが、mBotに光センサーがついているのはご存じですか?
実は、mBotには光センサーがついています。
超音波センサーやライントレースセンサーに惹かれがちですが、光センサーもとてもおもしろいものです。
光センサーは、明るさを感知します。
例えば、部屋の明るさを数値化したり、一定以上明るくなったらブザーを鳴らすなどの仕組みを作ることが出来ます。
今回のブログは、光センサーを使って、暗闇から光を感知して明るい方へ向かって進むmBotをご紹介します。
なぜ、光センサーは1つしかないのに左右の光を検知することができるのでしょうか。
Juegos Robóticaさんが、プログラムも公開しているので見ていきたいと思います。
(公開しているプログラムが外国語なので、日本語に変更してあります。)
「左の光」と「右の光」という変数を作っているようです。
あいだに0.5秒待つことで光の数値が変わるので、「左右」として見分けることが出来ます。
速度にも工夫が見られます。
モーター左右それぞれで速さを変え、コントロールしています。
通常のドロップダウンリストにはない数値をいれていることから、この数値が検証を重ねた結果の絶妙な数値という事が分かります。
また、LEDライトを点灯させることで、mBotが進んでいる方向がわかりやすく目で確認できます。
極めてわずかな光でも感知することが出来るなら、暗闇から出口に誘導してくれるロボットが出来そうですね!
今回紹介した「明るい方へ進むmBot」はレベルが高く、自分でプログラムを始めから組むことは難しいかもしれません。
自分の中で試行錯誤しつつやるのが1番かもしれませんが、インターネットが世界中で普及しているのでどこかには答えがあるはずです。
一度答えを見て、自分で理解してやってみる事もとても勉強になると思います。
オープンソースをうまく使い、自分の物にしてそこから何か発展出来るといいですね!
今日は、光センサーを使って暗闇から明るい方へ自動へ走行するmBotを紹介させていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後も、mBotの事例や拡張パーツのついてご紹介していきますので、ぜひご覧ください!